これからの魔法の話しをしよう。

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51672499.html
魔まマの世界では、魔法によって上書きできない法則があるという。

本作の世界では--そして現実の世界でも--、二つの法則からは神でも逃れられない。

一つは、保存則。「タダメシなんて、ありえない」という奴である。

そしてもう一つが、熱力学第二法則。「簡単に例えると、焚き火で得られる熱エネルギーは木を育てる労力と釣り合わない」ってこと。

確かに、タダメシはない。タダメシによって救済できる魔法があれば世話はない。タダメシ魔法で食事の心配はいらないし、怪我もタダメシ魔法でなおるのだ。
しかし。
この世の中にはタダメシ同然なものがある。
それは、情報だ*1。コミュニケーションの齟齬は不幸を産み、そしてコミュニケーションの完遂は相互理解から不幸の脱却へ繋がる。
日常においてコミュニケーションが断絶していても、魔法による一時的な励起でコミュニケートが可能となり、魔法が解けたのちもその状態が続けられるなら、

まず特殊相対性理論によって「質量とエネルギーの等価性」から、系において保存されるのは「質量の総和」ではなく「質量とエネルギーの総和」であることが示され、さらに量子力学によって「不確定性原理」から、「質量とエネルギーの総和」でさえ短い時間であれば変動することが示されている

法則に背かず不幸から遠ざかることができるだろう。
そして、その魔法を扱ったアニメが、魔まマと同時期に放映されていたのだ。



http://www.youtube.com/watch?v=-XVdsa0PtKA



……
…………すいません、ネタです。

*1:情報のフリーランチな側面は某氏も言及していたとおもう