カテゴリー・ジャンルについてのメモ

(規範的でなく)記述的なカテゴリーと、(価値判断を伴なう)規範的なジャンルを区別することについて、ちょっとメモ。規範を伴わないカテゴライズ、とすれば、「著者の居住地」「著者名の50音分類」あたりがそうかな。
「○○という作者は、ペンネームを変更した」「むう、奴は『カテゴリー:あ行』から『カテゴリー:か行』に鞍替しやがった」「あの野郎、『カテゴリー:あ行』の裏切り者だ」「いやいや。あんな作品しか書いてない奴を『カテゴリー:か行』に加えるなんて、神が許しても、『カテゴリー:か行』のファン30年の俺が許さん」
なんて会話は、あんまり想定できない。ペンネームの50音分類は、価値をあまり伴わない為であり、また、コミュニティー形成も無さそうだからである。これが、地名となるともうちょっと規範的となるかな。