SD陣営とiPod

松下などのSD陣営はデータが消えにくく、著作権保護が可能なSDカードとその周辺の開発で、すでに数百億円以上つっこんでいた。他社と調整してSDMIなどの世界標準規格もたくさん作った。すごい時間とカネをかけて著作権保護と暗号化と静電気に強いカードとフォーマットを開発していた。その前に出したスマートメディアやMMCが静電気に弱くデータが消えることが多かったからだ。

http://blogs.itmedia.co.jp/fukuyuki/2010/03/lgipod-3aec.html

iPodの発売日、ハードウェア担当たちは、恐る恐るiPodを分解した。Appleはどんな衝撃対策やデータ保護対策をしているのだろう...。どんな未知のテクノロジーを使ってユーザーのデータを保護しているのだろうか?

結果は...iPodの中に裸のハードディスクがゴロンと入ってるだけだった。加速度センサー?そんなものは微塵も無かった。衝撃対策は、ゴムみたいな何かを挟んでる以外は何もしてなかった。「データは消えても知らん」という設計思想だった。実際、iPodはデータが飛ぶことがあった。

SDカードのメモリが消える→「松下金返せ」→「そーだそーだ」「メモリ代とデータ代の請求先を教えてください」
iPodのデータが飛ぶ→「Apple金返せ」←「お前はiPodの使い方が分かっていない。iPodを使う資格が無い」「偉大なる林檎様のプロダクトにケチをつける気か」