"クルマいらずの地域が形成されつつある?"

ショッピングモールへの送迎バスが地方都市の駅前から発着している。よく、自動車は都心ならともかく地方ではまだ必須だというが、要は通勤と買い物兼娯楽用であるなら、職場とモールが送迎バスを出せばたいていはすむことになりはしないか?それでは収まらない時々の利用は、レンタカーの方が安いのではないか?かくして地域社会は自動車がないならないでなんとかできる環境を整えつつあるのではないか?

http://d.hatena.ne.jp/fuku33/20090520/1242787239

 にわたま論争はおいておいて、STAR型の拠点間輸送でなく(Ring型も考えられるが)Web型輸送網は効率が悪そう。もちろん、複数の送迎バスのICカードによる(ケータイで運行補助とかね)相乗り、みたいなアイディアは(法制度は抜きにして)考えられる。
 しかし、乗ったことはあるけど、一時間に一本だと結構きつい。
 「好きな時刻に、好きな場所へ行ける」という『権利』に、どこまでお金を掛けられるか、というのがひとつ。あと、一旦自動車を保有した場合、保険税金ローンと定額なので使うほうに意欲は高まるかも。それは、経済情勢が逼迫すると逆方向に相転移を起こしうるということでもある。

ちょっと追記

「老人の通院はどうする!」という文字列が容易に想像できたけど、特殊例ではあるが、通院バスを運行している病院もある。現体制では無理だけど、「通院にタクシーを使われて、それを生保で支給するよりは、病院バスに補助を出したほうがいいかも」と、誰かが考える可能性も皆無ではないだろう。