雑記

異世界鉄道

 某異世界に鉄道を敷設する話をフォローしている。

  • 化石燃料などがなく、魔法で自動車を運行していた
  • 魔力を持つものは少なく運転手の手配が大変であり、そして魔力駆動だと荷物が乗らず速度がでない。
  • 魔力鉄道だと大規模な魔力機関を搭載できるため、少数の魔導運転士で多数の貨客を輸送できる。

と、結構上手い設定である。
しかし、転生主人公の奮闘で主人公の住む国に鉄道網を完成させても、輸送の要となった鉄道会社は独占的な大企業となりその従業員は組合をつくり運営に圧力を掛け国家運営にまで口を挟むようになり大勲位を持つ王国の元勲が企業分割を目論むようにならないかちょっと心配である。


 まあ、最大の敵は、転生主人公が今後転生前の知識で作った懐中電灯とか洗濯機とか、そういう家電をつくって『しまい』、好奇心に溢れる異世界の住人が「このモーターに、この電池を繋げてみたらどうなるだろう?」と作った、小さな電池式鉄道オモチャになるだろうな。それは子供が乗れるくらいになり、そして…