"高校などに3億円の賠償命じる、サッカー落雷事故 差し戻し控訴審 高松高裁"

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080917/trl0809171434008-n1.htm
あんまり、善悪は考えない方向で。
高校生には、自明の生存権があり、教師にはそれを保護する義務があるのだろう。
市のサッカー大会での事故だが、この判決は、主催者側の義務の水準を示したものだ。
ただ単に、主催者、引率者は「そこにいる」だけでなく、天候や健康に気を配り、いや、「気を配る」というのは到達目標というかスローガンで、天候のウオッチをマニュアル化し、救命研修を義務化し、生徒が倒れたら、呼吸と心拍を確認し、AEDの使用まで訓練することが求められる*1
そのへん、市当局が財政支出を自明のものと考えてくれるといいけど。

*1:北海道と、福島は除く。たぶん。