レクサス不振

トヨタのレクサスブランドの国内販売計画は年間5〜6万台だが、2007年の登録台数は、全5車種合計で約3万5000台で、目標には遠く及ばない。さらに08に入ってもレクサスブランドは上半期の累計販売台数は1万5000台弱にとどまっている。LSにしても1万9000台にとどまり、トヨタブランドの高級車クラウンの5万6000台と比べても大きく差をつけられている。さらにプレミアムブランドとして認知され好調のはずの北米でも、サブプライムローン問題に端を発した景気の悪化、その後のガソリン価格の高騰で、販売台数が落ちていると伝えられ、状況はかなり苦しいようだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080801-00000000-sh_mon-bus_all

 ファッションブランドは、コレクション(持ち出し)や、オートクチュール(赤字)、そして広告(出費)でイメージを売って、香水(大量生産できる)を販売し回収する、という話を読んだことがある。真偽不明。
 レクサスも、LSを売ってお金とイメージを稼ぎ、ISを売って台数を稼ぐ、という商売をしたかったろう。ただ、セルシオ+200万=レクサスLS、という商売はできても、アルテッツァ+100万=IS、アリスト+150万=GS、という商売は未だ難しいよう。ハリアー+200万=RX、という商売はどんなもんか。