上位概念と下位要素

昔大学の授業でこんな話を聞いたことがあります。

ある教授がゼミ生である女子大生と、雑談をしていたそうです。

そして女子大生の彼氏の話になりました。その教授は聞いたそうです。

「彼のどういうところが好きなの?」

「えーと、身長が180cmだし、すごくやさしいしー、お金持ちだし」

「じゃあ、身長が低くて、やさしくなくて貧乏なら、好きじゃないんだ?」

「・・・」

「身長が高くて、やさしくて、お金持ちなら、その彼じゃなくてもいいんだ?」

「・・・」

「きみは本当に彼自身が好き?」

「・・・これだから中年は嫌!」

教授はこの話をして、「好き」の基準を外側から持ち込むな!というような話をしてました。

http://anond.hatelabo.jp/20080713182610

 なんか、一歩撤退し、自分の至らなさを5mm程度気づいたように見せかけて、教授に妻のよいところを聞き、精神がいいと答えたら「痴呆になったらどうする?」働き者とか、そういうことを言ったら「疾病になったら」、思い出とかいったら、痴呆とか、隠された過去とか、そういうことで攻めていくと良いと思った。あ、あとは、「自分の価値はどこにあると思う?」でもいいか。


 下位要素から入って、好きという上位概念に至る場合もあるし、上位概念を、個々の下位要素が支持する場合もあるという。