結論:やらない

診ないと訴訟

 訴状などによると、生徒は町立小、中学校に通学し年1回、学校医の検診を受けていた。中学3年だった2006年6月、風邪で受診した病院で、「背骨が曲がっている」と指摘され、別の病院で「特発性脊柱側湾症」と診断された。

 生徒側が中学校に確認したところ、学校医は校長に「思春期の女子に裸の背中を出させることはできず、脊柱検診はしていない」と回答したという。

http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20080328

視ると苦情

札幌市内の道立高校で5月、内科検診を受けた女子生徒が「胸をつかまれた」などと訴え検診が中断となった問題は、誤解による医師へのクレームが増える一方で、突然死予防などのため丁寧な診察を求められる学校医のジレンマを浮かび上がらせた。

http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070703

追記

 結局、「ユーザーにとって、提供側のコストなんて関係ない」主義と、「一定のサービス体制には一定のコストがかかる」主義の乖離は埋められない話になるのかな。簡単にいうと、「100円の宝くじで、全員に一等1000万円はあげられない」派と、「外れた人のことも考えろ!お前は外れてもいいのか!!」派の違いというか。


 民主主義は、有権者一人一人が施策の主体となることで、「このくらいの福祉なら、このくらいの税金が必要かな」と自己決定する筈なんだけど、政府側は、一等賞を自分にもってきて、野党は、外れくじの払い戻しを強要する。


 まあ、これが有権者の選択と。