傑作とラーメン

その中には、本の内容を批判し、ついでに作者の執筆姿勢を批判し、「これはつまらない」「こんなくだらない話ではなくて、もっと心を揺さぶる素晴らしいものを書け」
 などとおっしゃる方が結構多い。

 さて、こう言った意見に対し、作家はどうすればいいのだろう?(w

http://drupal.cre.jp/node/1174

 たいがい、作家は、それなりに満足したラーメンが出来たから店に出しているわけで、批判というのは、函館ラーメンに味が薄いといってみたり、九州ラーメンに味が濃すぎると言ってみたり、佐野ラーメンに麺が縮れ過ぎている、というようなものか。「いや、ぼく、こってり派」だから、というのはいいけど、だからといって函館ラーメンの店主に、もっとこってりしたものを作れ、と叫んでも、あまり美味しいラーメンは出てこない気がする。
 あ、ラーメンが食べたいな。