CLANNADのリアリティー

女の子がぞろぞろ出てくるのはハーレムものの基本なのでいいとして、乱入してきた不良たちを女の子キャラが一人でやっつけたのは気になった。そういうのが可能なのはギャグマンガだし、ヒロインの両親を見るとギャグ路線なのかもと思うがこの作品はメロドラマかなんかのはずで、となるとリアリティレベルをどう設定しているのかさっぱりわからない。新海誠の作品だと思ってみていたら途中で『うる星やつら』になったようなモヤモヤとした気分になってしまった。それとも最初にヒロインがいきなりアンパンがどうのと言い出したときに「これはコメディだ」と理解すべきなのだろうか。作画の水準が高いがゆえにかえって物語上のウソが作品に馴染まなくなっているということなのか。

http://blog.livedoor.jp/soylent_green/archives/51132622.html

 シューティングゲームとかあって、レーザーが自機に誘導されたり、格闘ゲームでは、インド人を右にだったりするけれど、物理とか工学とか医学じゃなくて、当たり判定が施行され、敵機の耐久力が0になると敵機が破壊される、というシステムによって、リアリティーというか、納得感が与えられる。そんな感じで、ゲームは、フラグ成立とか、もっとプリミティブには、プレイ続行性で、リアリティーが確保されているのかな、と思った。