"うたわれるもの4話"の感想の感想

http://d.hatena.ne.jp/tsukimori/20060505/p1

ササンテに石を投げつけたとはいえ、アルルゥのような幼い女の子に斬りかかるほどのものか。

いきなり斬りかかった兵士の刃からアルルゥをとっさに庇えるほどの、反射神経と俊敏さを備えた老婆がどこにいる。

背中を斬られたはずなのに、その患部を床に当てながら寝ても痛くないのか。どうせ死ぬんだからどうでもいいのか。というか飲み薬より塗り薬だろう。

それなりに訓練を施されているはずの兵士相手に農民がまともに戦えているのはおかしい。まるで傭兵上がりのような武勇を示すテオロにしろ、鉄扇で敵を斬り矢を防ぎササンテの喉元を突き刺すハクオロにしろ。


 さて、うたわれるもの、という作品は、ギャルゲでエロゲでSLGなのですね。戦闘に関する脚本的な設定は、ユニットのHPや攻撃力に隠蔽され、SLGパートのエフェクトがリアリティーを確保してしまうわけです。要所要所をミニゲームで盛り上げられるゲームの構成と、そうはいかないアニメの構成の齟齬が出た、と感じています。あとはまあ、詰め込み過ぎなのも確か。