少子化の話

http://d.hatena.ne.jp/Mr_Rancelot/20070209/p1

女性の自己決定権が貧弱であった時代は、女性の自己決定権が貧弱+子育てコストが低い→女性の自己決定権が貧弱+子育てコストが高い、へと変化してきた。少子化は、女性の自己決定権が拡充+子育てコストが高い、時にもっとも顕著に発現するのだ。


今の日本や韓国がこのポジションにある。少子化を克服しようとするならば、この状況で採りえる策はふたつ、後退するか前進するか、つまり、女性の自己決定権を貧弱にするか、もしくは子育てコストを(社会的支援などによって)引き下げるしかない。

生命力と言うしかないが、ひとたび野生の衰えた民族が再びそれを取り戻すのはかなり難しい。


生命力をブレンドするためにも、僕は移民を積極的に(移民が帰化したがる経済状況のうちに)受け入れるのも一策だとは思う。

 生命力、野生ってなんでしょう。
 水を入れたボトルに、「生命力」「野生」と書けば作れるのかな。
 「子育てに関するコストを低く評価し、子育てに関するベネフィットを高く評価する」『文化様式』。これを、どうするかという問題だろう。


 本能寺のクーラー問題だな。
 政府は、「心頭を滅却すれは火も自ら涼し (滅却心頭火自涼)」だよ!美しい国!ほうら、暑くない!教育基本法!どう?涼しくなった?
 ある種の人「クーラー入れろよ」
 ある種の人への突っ込み「じゃあ、背広脱げよ」
 別の種の人「移民は暑い国に住んでいるから暑がらないよ」

追記

単に茹で蛙というらしい。

熱湯の鍋にカエルを入れると、その熱さに驚き
飛び出すそうである。しかし、鍋を水から暖め
ると、その心地よさにゆで蛙となり死んでしまう。

http://www.proid.co.jp/wim/kokoro/kaeru.html


 リベラルな人からみると鍋のなかで我慢大会だと言い張り、飛び出た蛙を我慢不足だ、根性が無いと非難している連中にみえるんだろうな。まさに熱湯浴。なんちゃって。