責任とかなんとか

http://d.hatena.ne.jp/trivial/20090325/1237991949

この文章を読んで、妊婦に中絶権を認める立場の論者はどのように考えるのだろうか、と思ったのだ。

http://d.hatena.ne.jp/trivial/20090325/1237991949

 中絶権は認める立場。
 で、妊娠30週にもなれば、胎内にいる人間の小さいの、という解釈だし、妊娠3週であれば、まだ人間になっていない存在と解釈するし、日本だと23週くらいが境目だったかな。ここで、「妊娠n日とn+1日に境界線は引けるだろうか。いや、引けない。したがって、40週も1週も差が無い」みたいな論法を持ち出す人もいるけど、面倒なので反論しない。


 なんで、妊娠初期のマラソンであれば、母体の自己決定権の範囲であるし、妊娠後期であれば、不適当ではあるが、「胎児虐待」とまでは言い切れない、といったところかな(cf.妊婦の過労)。もし、母親が、自分の腹を棒で殴りつけるなら、お巡りさんお巡りさん、あれは胎児への傷害罪に当たらないか、と止めたいところだけど、そういうケースではない。


 この問題は、母と子の問題もあるけど、どちらかというと、社会との関わりの問題に注目したい。