本当は美味しい学習の成果

子供の「どうして勉強しなきゃいけないの?」→ 勉強することの具体的で直接的で切実なメリットを説明

http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20070121/1169414343

勉強したら負けだと思っている

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50745805.html


 本当は、という言葉は欺瞞かな。巧く調理すれば、学習というのは楽しいものだろう。暗記をさせる、というのは、今朝はニンジンだけ、昼はピーマンだけ、夜は白飯だけ、っていうものか。均せば確かに効率的だけど。小さなプロジェクト、小さな疑問を満足させる、というのが一番楽しいのではないか。単純な暗記というのは、ご飯だけ、パンだけ、みたいなもので、モフモフしているだけだと、よっぽど根気が無いと飽きてしまう。かといって、いきなり大きな課題を与えるのは、そう、牛一頭渡して、とにかく食え、みたいなものか。カリカリするところとモフモフするところがあれば、もうちょっと楽しく食べられる。
 その点、PC関係は成果が出しやすいので、好きな人は頼まれなくても勉強を続けている。数学は、物理学と結合しないと、おもしろく無いかな。社会は、今から思うと転げる位おもしろいけど、地球の回転が偏西風を生み、雨季と乾季が区別された気候が麦(や米)を生み、貯蔵可能な食物の存在は、富の集積と文明を生み、みたいな、全部繋がる面白さは理解されづらいかも。自分が、自分の教科に自信と誇りと興味を持っている教師を見ると、釣られて生徒も教科に興味を持ったりするけど、そういうのは得づらい今日この頃か。