"進化の過程で、なぜ、赤血球は、核を捨てたのでしょうか。"

http://q.hatena.ne.jp/1161306743
 面白い。
 質問者が、"大切な核を捨てる選択を何故したのだろうか。謎です。"と記述してる箇所がある。
 それが、この質問の鍵みたい。
 なんていうか、脱核すると、再生ができなくなるので、赤血球そのものについてみれば、不利なように見えるけど、その分、小回りが効いて、しかも、使い捨てにしたほうが、血球を長生きさせるよりコスト安だった、ということなのだろう。
 終身雇用にはコストがかかる。ちなみに、テロメアが切れると定年だね。その点、核が無い、増殖しない血球であれば、コストが安いし、細い道で事故ったら、そのままクビにして部品だけ再利用すればいいし、コスト安。ただ、その分、管理コストはかかる。小企業では運輸部門、というかシャチョーがトラック転がすけれど、大企業だと運送は下請けの外注の契約ドライバーで、事故をおこしたら切捨て、そんな感じなんだろうな。