止まってはいけない

システムの信頼性への過度な期待が、開発・運用コストを押し上げていると浜口氏は指摘する。「同じ航空会社のシステムでも、航空管制システムと、航空券を予約・発券するシステムとでは、求められる信頼性が異なってしかるべき。本当にそこまでコストをかけるべきなのか、システムの種類や用途ごとに、あるべき信頼性のレベルを議論すべきだ」と提案する。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070831/280932/

 あー、信頼性が低いのに、あたかも信頼性が高いかのように見せかける事例も多い点は留保しておく。(昔の)IP電話とか。帯域保障と、ベストエフォート。
 止まっていいなら、セロリンにNBメモリ、安電源だし、止まっていけないなら、UPSは必須。ピークに耐えるCPU、重複電源にRAID、予備のHDDにRAIDカード、必要に応じてバックアップ機の用意まで。中央線だって、地下に第二中央線を建設。事故のために、代替バスの巨大基地を、青梅あたりに用意。地上も地下も、道路も途絶したときのために、ヘリも用意しスタンバイ。ここまでやれば、信頼性は「ちょっと」上がる。でも、運賃10倍とか100倍になるなら、現状でいいや。