なんとか科学

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B9%E6%8B%A0%E3%81%AB%E5%9F%BA%E3%81%A5%E3%81%84%E3%81%9F%E5%8C%BB%E7%99%82

すなわち、EBMに言う最も有効な「根拠」とは、実際の臨床試験による最終成績の改善、という証拠のことである。何らかの結果を説明するための単なる「理由づけ」や、実験室での結果・単なる症例報告、といった程度のものは、EBMにおける「根拠」としては、はるかに低い位置にランクされる。臨床実験は、適切に症例を集め、適切にデザインをし、適切に運用したものであることが求められ、通常は無作為二重盲検法が、信頼性、客観性のある手法として求められる。

 なんとか科学といわれる何か、に関しては、エビデンスレベルどのくらい?って聞けばいいわけです。科学的な断片を繋ぎあわせれば、それっぽい理論が作成できますが、それが正しいかどうかは実証が必要です。
 細胞に高濃度で何かを振り掛ける→効果があった。これが個体レベルで有効かどうかは、「無作為二重盲検法」とか必要です。また、「3た治療法」「飲んだ治った効いた」、では、よくある「風邪をひいた、ゲームをやった、治った、風邪にはゲームが効く」、こういう可能性を排除できないので、やっぱり「無作為二重盲検法」が必要です。
 ということで、トンデモ科学とか、擬似科学という言い方が嫌いな場合は、サメの軟骨でも齧ってください結論の信頼性を定量的に評価してみればいいのではないでしょうか。
 っていうか、本当のサイエンティストは論文の信憑性などちょっとみればわかる筈で、医療の分野は

権威がものをいう例としては「この治療法はこの病院で100例以上の実績があって良好な成績を収めた」、「有名人の誰それがこのダイエット法で10kg痩せた」といった判断がある。また、生理学的判断の例としては、「緑茶は実験室にて抗菌作用や抗酸化作用が示されたため健康に良い」「カルシウムを多く含む食品を多く食べることで骨が丈夫になり骨折のリスクが減らせる」といったものがある。この程度の「理由付け」による価値判断は、マスコミや一般向けウェブサイトに溢れている。

こういう状況だったというか。