「論文ねつ造世界記録」

173編 麻酔科医師

3月、6月の2回行った藤井氏への面接では、本人はねつ造を認めなかった。しかしデータなどの調査の結果、多くの論文について、研究対象が1例も実在せず、薬剤の投与も行われず、研究自体が実施されなかった「あたかも小説を書くごとく、研究アイデアを机上で論文として作成したもの」(JSA「調査結果概要」)という事実が明らかになった。委員会はこれを受け、「ねつ造あり」が172編、ねつ造されたかどうか判断できないものが37編だったとの調査結果を発表した。ねつ造は1993年の臨床研究2編を皮切りに、2011年までの19年間にわたって行われていたという。なお、「ねつ造なし」と断定できる論文はわずか3編だった。

http://www.j-cast.com/2012/10/16150295.html?p=all

ドイツの麻酔科医 約90編

科学誌「Science」が運営するサイト「ScienceInsider」によると、これまではドイツの麻酔科医、ヨアヒム・ボルト氏の約90編が、1人の著者の論文撤回数の最高記録と思われていた。藤井氏の172編がすべて撤回されると、その記録を大幅に塗り替えたことになり、なんとも不名誉な「世界記録」を樹立してしまうことになる。

http://www.j-cast.com/2012/10/16150295.html?p=all

幹細胞論文 14本

ソウル大学は、今年5月に提起された姜秀庚(カン・スギョン)獣医学部教授(46)=女性=の幹細胞論文14本の捏造(ねつぞう)疑惑について「姜教授が14本全てを自ら捏造(偽造・変造)したことを最終的に確認した」と4日に発表した。姜教授は2005年、黄禹錫(ファン・ウソク)ソウル大教授(当時)による胚性幹細胞(ES細胞)関連論文の捏造疑惑が浮上した際、真相究明を訴えた若手教授の一人で、黄氏のライバルだった康景宣(カン・ギョンソン)教授(49)に近い。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/12/05/2012120501417.html

iPS 2本

森口氏論文2本を撤回 英科学誌ネイチャー出版元
2012.11.10 15:58 [病気・医療]

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った臨床研究をしたと虚偽の発表をした森口尚史氏に関し、英科学誌ネイチャーの出版元は10日までに、森口氏がオンライン誌「サイエンティフィック・リポーツ」で発表した2本の論文を撤回した。「著者が内容の正確性を保証できず、撤回を希望した」としている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121110/crm12111015590008-n1.htm

捏造の意義

過去の論文捏造事例では注目度の高い画期的成果が捏造とバレた例もあれば,他からほとんど引用もされない論文を長期に渡って多数捏造した例もある

http://science.slashdot.jp/story/12/07/09/2351259/172-%E6%9C%AC%E3%81%AE%E8%AB%96%E6%96%87%E3%82%92%E3%81%AD%E3%81%A4%E9%80%A0%E3%81%97%E3%81%9F%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E7%A0%94%E7%A9%B6%E8%80%85%E3%80%81%E6%92%A4%E5%9B%9E%E8%AB%96%E6%96%87%E6%95%B0%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%9C%80%E5%A4%9A%E8%A8%98%E9%8C%B2%E3%81%AB%EF%BC%9F

学説を変えるような捏造は迷惑だと思う。