"クラークの法則と迷信"

http://homepage3.nifty.com/murasakigawa/essay/etc/clerk.htm

このサイトとは別枠で運営しているDVI関連のサイトだが、そちらでは「変換コネクタ」が信号を変換すると本気で考える人が繰り返し現れる。また、ディジタル伝送がいいなら、アナログ直結より間で一度ディジタル変換すればどうか、などのアイデアも出される。無論USB-シリアルポート変換器のように、変換器の中にアクティブなプロトコルコンバーターが入っている例もある。また、電話網のように両端のアナログ端末の信号をディジタル化して長大な伝送路を無ひずみで通す技術もある。しかし、先にあげた例はこれらの場合に当てはまらない。実はこれらの違いを知るには技術的専門家である必要はない。そのサイトのコンテンツを一読すれば、演繹的にわかることばかりだ。だが、魔術に演繹的な思考をこころみて理解しようとする人がいるだろうか。いるわけがない。

 要するに、消費者的には、「企業が上手くやって、われら消費者は何も考えずに、もっと大事なことをやればいい」と思っているし、市民的には「政府が上手くやって、われら市民は何も考えずに、もっと大事なことをやればいい」と思うわけだ。
 で、大事なことって?