ノベルあれこれ

編集はコーチであるとともに、アンパイヤでもある

http://d.hatena.ne.jp/fujipon/

 編集はコーチであるとともに、アンパイヤでもあります。
 書き手はピッチャーです。ピッチャーは弱い立場で、アンパイヤのジャッジに左右されざるをえません。一般の認識とは異なり、大作家でない限り、多くの場合、収入や力関係は編集(アンパイヤ)>書き手(ピッチャー)です。

電撃は良いアンパイヤを揃えているのかな。

"[気鋭新鋭]有川浩(ありかわひろ)さん 33(作家)""

http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20050715bk05.htm
33歳。

橋本紡(つむぐ)さん(38)

http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20060320bk10.htm

 先月、恋愛小説『流れ星が消えないうちに』を文芸出版の老舗、新潮社から刊行した橋本紡(つむぐ)さん(38)は言う。ライトノベルの主要レーベル、電撃文庫メディアワークス)の新人賞でデビューし8年。軽さを特色とする同文庫の人気作家の一人だが、初めて一般向けに書いたこの本は、恋人を失った喪失感や家族の絆(きずな)を静謐(せいひつ)に問いかける。

38歳。
ラノベ黒歴史化する意図はいまのところはなさそう。でも…

「半月の続編を書いておけよ」

http://nekodorobo.exblog.jp/3038201

僕自身、正直に言ってしまえば、ずっとライトノベルだけ書いている方が楽です。バカなことしてるね、とライトノベル関係者から言われることもあります。半分の月の続編を書いておけよ、と。

 馬鹿とは思わないけど、半月の続編希望。

女性向けベストセラーに大切なこと

http://cereza.ddo.jp/archer/diary/?date=20060320

 女性向けに安易なベストセラーをつくる際、大切なことは五つ。
 ・主人公が自己実現とは無縁なこと。つまりは受動的なこと。
 ・相手のステータスが高いこと。勝手に行動を起こしてくれること。
 ・相手への理解は主人公の勝手な思い込みでOK。きちんとは書かないほうが良い。
 ・物語がわかりやすいこと。
 ・読みやすいこと描写であること。

(∩゚д゚)ア-ア-きこえな−い

"これがあれば作品評価が倍率ドンさらに倍になる4つのシチュエーション"

http://d.hatena.ne.jp/kazenotori/20060320/1142788815

1. いったん非日常へ行った人間が、再び日常に戻ってくる
2. 衆人環視の中、過労もしくは病気などの原因で倒れる
3. 感情的な激しい口論
4. 読者の意表を突いた愛の告白

"マンガや小説原作に頼る傾向が強まる一方"

http://d.hatena.ne.jp/TRiCKFiSH/20060321125151

「2000年以降、日本映画は復活した」とは、これまでもよく見た言説だし、実際興行的には復活傾向にある。質的にも良くなったとも思う。しかし、マンガや小説原作に頼る傾向が強まる一方なのは、ちょっと注意する必要がある。結局それは企画が通りやすいという理由や、出来のいいオリジナル脚本を書けるライターが少ないということでもあるからだ(この点で『メゾン・ド・ヒミコ』と『リンダ リンダ リンダ』は評価できる)。
今後は、ファンド方式などが広く行われるようになることも期待できるし、実際に松竹は『忍 SHINOBI』などでおこなっている。

映画から見ると、原作付は含むところがあると。

江戸の作家は道楽

三十路スレ10〜世間の風が冷たい〜
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1139815402/l50

484 名前:イラストに騙された名無しさん 本日のレス 投稿日:2006/03/21(火) 04:03:52 Lq/o/VY1
橋本治だったかが江戸について講義した本に載ってるが

基本的に江戸中期過ぎぐらいまでは作家は「道楽」
下手すると稿料と言うものもなかった、世間で読んでいただければそれで満足
まあ、そう言う御仁は上級武士や富裕な町人で、必要すらなかったわけだが

それから時代が下がると、ぼちぼち[流行作家」と言うものも出現する
と行っても当時の出版は基本的に一年一回(正月)、稿料は買い切りだから
よほどのパトロンがついた売れっ子でもない限り筆一本で、というのは苦しい
武士作家を含めみな[生業」を持っていた
(十辺舎一九であっても深川の釣宿の旦那である)
ちなみに阪元は非常に富裕であったそうだ(そりゃそうだな)

筆一本の流行作家(稿料だけでなく、今で言う印税のような物を取った作家)
の出現は、幕末ぐらいらしい
滝沢馬琴をその嚆矢とする、と橋本治はたしか言ってたがどうだろうか
何処かにソースでもありゃいいんだが

近松なんかの劇作家は「座付き」で、いわば劇場から給料もらってたようなもんだからまた別
売れっ子になると複数の劇場と契約してたわけだ

"小説はワインではない"

(∩゚д゚)ア-ア-きこえな−い in ライトノベル
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1100161053/l50

110 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2005/06/01(水) 15:27:52 81mN6CzX
西○維新先生!未完のままシリーズものを増やしていくと
どれもこれも中途半端に寝かせて腐っていきますよ。
小説はワインではないんですから・・・。

(∩゚д゚)アーアーきこえなーい