ミステリの穴

http://blog.livedoor.jp/april_29/archives/50323543.html

 万人が納得できるミステリなんて誰も知らないのに、プレイヤー側が、そーゆーのを無理矢理求める心理は、あんまり感心しません。どちらかと言えば、推理系は穴があった方が面白くないかな?・・・と思うのですよ。

穴があったほうが面白い派


http://blog.tatsuru.com/archives/001360.php

ある出来事が起こる。

物語の中ではすべての出来事の意味は文脈依存的であるから、物語が読み終えられて書物を置くまでは、その出来事の意味は未決のままである。

にもかかわらず私たちが推理小説の未決(サスペンス)を愉悦することができるのは、その「物語を読み終えて、すべての伏線の意味を理解した自分」というものを想像的に措定しているからである。

もし、推理小説の場合に、「その小説が途中で『未完』で終わるかもしれない」とか「最後に探偵が『うーむ、わからん』とうめいて、すべては謎のまま終わる」という事態がしばしばありうるならば、私たちは小説を読むことの苦役に長くは耐えられぬであろう。

未完は良くないよ派