専門家が信頼されない話

http://www5f.biglobe.ne.jp/~iyatsue/sekigaisen.htm

ただ、自分のこととして考えてみると、確かに「専門家」というのを、必ずしも信頼しているわけではないんですよね。例えば、電器屋に行ったとき、店員さんが「DVDなら、今はこの機種がオススメですよ!」と言ってきたとしたら、それを鵜呑みにするかというと、必ずしもそうではないのです。例えば、「この機種をこんなに勧めるというのは、売れ残って在庫が余っているからじゃないのか?」とか「店にとって利益が大きい品物じゃないのか?」とか、そういう「背景」みたいなものをいろいろと考え込んでしまうんですよね。

民間療法被害について。

要するに*1
・専門家は、何でも知っているけれど、それは只のシステムであって、物語ではなく、かろうじて物語を語ったとしても、受け手が主人公の物語にはなれない。

・民間療法家と、宗教家と詐欺師と*2は、もしかすると、物語にしてはいけないような分野ででも、物語を作る能力があり、そこで受け手は物語の主人公になれる。

だと、村上春樹が言っていたかな。

自分が主人公になるには、やはり主人公の目が前髪で隠れた、ノベルゲーをプレイするのが一番か。

*1:←なんでも要する人を信頼しないように

*2:小泉首相