なんか、採点基準を書いてみる。自分にとって、文章とは、読みやすいことが第一で、引っ掛かる文章は減点の対象となる。例を挙げると
・オマエの感じている感情は精神的疾患の一種だ。
というのは冗談だが。
テンポのよさ、スピードを感じさせるべき場面で、関係代名詞や比喩を駆使した文章を使われると勢いが無くなる。また、一人称に近いカメラワークで対象を追っかけていく場面で、遠いところから眺めたような表現を使ったり、過去から振りかえるような表現を使うと、ちょっと興ざめ。そして、接続詞による文の構造が甘めなものが多い。日常会話では、単語を放り投げておけば、単語同士や文脈で意味が通じる。文章化された文章（RR)の場合、順接であれば順接の内容、並列の助詞が入れば並列の内容が記述されると思って読むので、予想と異なる内容が記述されるとシンタックスエラーを起こしてしまう。
もっとも、こういうことは、プラスマイナス１０％程度の、修飾要因でしかないのだけど。
