ご愁傷さま二ノ宮くん 2

 読了。
 ちょっと手を出さなかった第二巻。某所で、北条麗華の魅力爆発、なる記述を読んで購入。男嫌いのサキュバス、致命的にまで精気を吸い取るがため、男性恐怖症となった真由。彼女の男性恐怖症を治すための訓練相手に選ばれたのが主人公、二ノ宮くん。ふたりの訓練に、ちょっかいをいれるのが生徒会長、北条麗華。一巻のラスト、賭けに負けた彼女は、メイドにさせられて彼らと同居中。

 麗華が、主人公をゲトすべく、みなで南の島に赴く第二巻。麗華が、気を引こうとするが恥ずかしくて行動がとんでもない方向に走ってしまう描写が素晴らしい。保坂の謎な行動も良い。鈍感な主人公、を、気づかないふりをして状況に安住してるんだろう、と糾弾。こういうキャラがいないと、物語は先にすすまないもんな。彼のイラストは、ケロQのひとにやってほしいな、と思ったり。
 しかし、なんだな、主人公がU-1化しているのが気に食わないなぁ。ラストの展開、作者は想定済みだったんだろか。とりあえず、三巻購入は決定。

「あのひとはとても強いけれど、でもそれ以上に天然記念物なみの意地っ張りで、照れ屋で、そして何より人一倍臆病なんだ。かけがえなく大切なものの前では特に、ね」


U-1;以下参照
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/11296/1101310662/2-7
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/11296/1101310662/8-10