らき☆すた評

一 らき☆すた第16話「リング」はおそらくこれまで最もひどいものであった。天元突破グレンラガンはこれまでの負債を返しきれないまま新たな展開に突入してしまった。さよなら絶望先生は瑣末な演出にこだわって肝心の本編中がお粗末、といった具合で本当にうんざりしているというのが本音ではある。いい作品はいいときちんと説明できない人たち、あるいは悪いものは悪いときちんと説明できない人たちが観ることを前提に作られたanimationのなんと多いことだろう。

http://d.hatena.ne.jp/Shsgs/20070803

 私は、とりあえず空腹を満たして、スープを半分くらい飲んだラーメンには、70点くらいを付けたいと思っている。100点満点で。
 「このラーメンにはオリジナリティーが無い」とかいって、駄目出しをする人間が、マンガの世界にはいるけど、人によって物差しは違うからな。ただ、物差しで殴りあったり、測るものによって、長くなったり短くなったりするゴムの物差しで、ペチペチ弾いたりするのは楽しいよね。

私という、議会制民主主義国家

我々のほとんどは、何かをする時に、まず「何かをしよう」と意識し、それを行動に移すのだと考えている。これが、能動意識仮説。ところが、最近その逆と考えた方がつじつまがあうという研究成果が多く出されてきた。まず行動があり、意識はその後で「実はそうしたかったのだ」と思い込むというものだ。これが受動意識仮説である。

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50886561.html

 我々は、アメリカという国家を、一つのキャラとして理解している。アメリカの陰謀とか。同様に、東亜細亜諸国も、日本という国を、一つのキャラとして認識している。だけど、実際はどうであろうか。割と周縁から見ても、国会やら内閣やらで、わらわら議論しているし、視点を議会におけば、日本というキャラは存在せず、自民党と、民主党、そしていくつかの党派があるだけだろう*1
 太平洋戦争だって、帝国というキャラが、朕は戦争がしたいのじゃ、と始めたものではなく、たぶん、料亭軍国主義、昇進するには軍功が必要であり、そのためには独走してでも紛争を発生させた。もちろん、第二次世界大戦近辺の独逸、伊太利亜のように、割と独裁者に統合された政府もあれば、フランス、イギリス、アメリカのように、そうでない政府もあったと。

*1:もちろん、さらに視点を近づければ、派閥派閥が見えてくるだろう

ボリューム・インフレーションな話

 エロゲのボリュームインフレな話。
 ショッピングだと、地方都市の地場資本の百貨店は衰退し、地方ならイオン、都会なら「新宿」伊勢丹や、銀座のブランド基幹店、そのくらいの規模がないと集客が難しいっぽい。
 映画は、一度ハリウッド超大作路線は躓いたけど、SFXがどうこうで、やはり中心はハリウッド超大作。
 ゲームは、PS3的大作路線が、まさに躓いたところ。
 コミックスだと、なんとか武道大会を繰り返す、ジャンプシステム問題が存在した。
 そんな話。

ドイツ軍の秘密兵器

http://bewaad.com/2007/08/05/224/
 ソ連は、アメリカから物資の援助を受けていたため、生産を特化できた、という説がある。
 それもそうかな、と思う。
 あと、少しだけの使用に終わったので、ドイツの兵器は、ひみつへいき、珍兵器扱いだけど、アメリカ軍も、VT信管、B-29、原爆と、当時にしては未来兵器だと思う。暗号解読、OR、砲撃システム。

なぜ、という問いは、権力者か超越者の存在が、暗黙の前提となる。

だが、この問いは別様にも解することができる。「100度」と「0度」を端的に温度を指し示す指示句*2として解釈すれば、要するに「水がなぜその温度になると沸騰し、その温度になると凍るのか」という問いを提起していることになる。

この解釈によれば、もはや問題は言語の定義のレベルにはなく、事実に関する問題ということになる。それは科学が扱うべき問題だが、たぶんまだ解明はされていないのだろう。どちらの解釈のほうが筆者の意図に沿ったものなのかは不明だが、寛容の原則に従うなら、後者の解釈をとるほうが妥当だと思われる。

http://d.hatena.ne.jp/trivial/20070807/1186417554

 コピペしたら飽きたけど、もうちょっと書く。
 たいがいの科学は、どういうメカニズムで、というのを説明するもので、何故、つまり超越者の意思を、責任込みで問うものではないと思う。