2005年ラノリン杯

2005年ラノリン杯(試験用)
自分とこのキーワードに入れてみたけど、あれは集計対象外なのかな?
まあいいか。
んーと、自分の場合、評点は30から100点、というより、ある程度おもしろければ70点、あとは面白さの種類が違う、みたいな感じなので、どういう面白さで絞るか、というのが問題かも。
ということで、
サマー/タイム/トラベラー
・スラム オンライン
 この二つは、フラットな世界の自分が、どうフィクションに対峙するか、みたいな点で、
禁書目録
 を、ベタなフィクション、という点で、
 リストアップしておく。

どうしてみんなうまくやれないのかなぁ

 で、私は、医者に患者を選ぶ権利は無いと思っています。そりゃ心情としては、医者だって患者は選びたいでしょう。ヤクザは嫌だろうし、金払えない人はもっと嫌だろうし、80歳過ぎた人間を診察するなんて、私ですら疑問に思いますよ。でも、医療する側は、患者を選べないことが大前提で無ければ、それは文明の理想に反していると思う。私たちの文化や文明やモラルの進化に反していると思うから。

 私は、聖職者に多くを期待しすぎるのかも知れないけれど、間違った戦争だから、自分は戦場には行かない、という士官の存在は許せないし、残業手当が出ないからという理由で部活や他、課業外勤務を嫌がる教師はさっさと辞めるべきだと思うわけです。

http://eiji.txt-nifty.com/diary/
 なんか、コメント欄で喧嘩しているけど、仲良くすればいいのに。
 二人とも、良い世の中を願っているのは一緒だと思うし。


 えーと、先日、過疎地の医療の話を目にしました。心筋梗塞は、発症し、病院に担ぎ込まれてから、一時間以内にカテーテル治療をやったほうがいい。でも、田舎だと、循環器専門医が24時間待機している施設なんて限られてしまう。もっとアレなのは、えーと、なんかの基準だと、年間200例の治療を行なっている施設で、年間75例以上治療を行なっている医師がやるのがいい。
 で、田舎だと、そんなに症例は無いそうです。
 都会で修練を積んで、そこを辞して田舎へ赴く、そういう医者でないと「都会レベル」の治療はできない、という論調です(事実かどうかは知りません)。
 医局制度が崩壊した今、自分で都会の病院に就職し、辞して田舎へ行き、しばらくしてそこを辞してまた都会で腕を維持する、という繰り返しは大変そうです。


 ということで、ヘリコプターの導入はどうでしょうか、という話もあります。

 なんていうかな、昔の騎士は、自分のお金で馬と武具を買って、それで戦いに出て、褒美を貰って生きていました。と思います。
 騎士道とかあったらしいです。王に反抗したりとか。
 今の兵士は、弾を買ったり、戦車を買ったりしません。上官の命令で銃を撃ち、戦車を操縦します。
 赤ひげが、裏庭で栽培している薬草を煎じて飲ませると、おじいさんはすっかり元気になり、翌日に野菜を持ってお礼に、という時代もありました。ほんとかな。今は、千万単位のCTで診断し、数十万のカテーテルとか一本何万もする薬を使って、それで治療する時代です。
 ドンキホーテが風車に立ち向かうのは微笑ましいけれど、徒手空拳で敵戦車に向かわせるのは日本のお家芸ですね。
 まあ、そんな感じで。

"性犯罪、放火の次はひき逃げ"

ジョークスレは目下のところ放火が定番ジョークになっているが、ひき逃げが定番ジョークになるのも近いな。

韓国大使館員ひき逃げ 外交特権で立ち去る

http://www.sankei.co.jp/news/060617/sha003.htm

酔っぱらってひき逃げした殺人未遂バカにまんまと逃げられる、と。

アメリカでもやってたよな、ひき逃げした韓国人を走る凶器売ってる会社が会社ぐるみで逃亡幇助。

米兵や米大使がひき逃げやったら今頃大騒ぎ、左翼運動家が大挙して声あげて、騒動になっているだろうに。--http://d.hatena.ne.jp/Kadzuki/

韓国大使館員ひき逃げ 外交特権で立ち去る
 通報を受けた同署員が約2時間半後、書記官の車を発見。書記官が酒臭かったことから、飲酒検査や免許証の提示を求めたが、書記官は身分証明書を示し、拒否した。

 同署では道交法違反(ひき逃げ)などの疑いで捜査し、韓国大使館に協力を求めている。--http://www.sankei.co.jp/news/060617/sha003.htm

墜落するF-15Kより、ひき逃げ→外交特権コンボのほうが有効だと気づいたのかな。

"大変許し難く非人道極まりない、史上最悪の殺人行為"

http://d.hatena.ne.jp/makinamikonbu/20060616/p1

最初にはっきり述べておきます。妊娠中絶は殺人です。

妊娠中絶とは、性暴力や社会制度・周囲からの圧力などによって、

胎児と妊婦自身の一部が殺されてしまうという、

大変許し難く非人道極まりない、史上最悪の殺人行為なのです。

こういうレトリックは共感を受けづらいとおもうのだけど。

"「人気ブックマークは被お気に入り31人から」という噂"

それを見たとき、私の被お気に入りは30人。ばんばんリロードしたが(あさましい)、人気ブックマークには出てこなかった。

今日見たら、被お気に入りが31人になっている。今がチャンス!と思い*1、またばんばんリロードしてみた。したら!出てきた。人気ブックマークに私のブックマークが!!--http://d.hatena.ne.jp/yumizou/20060616/1150466124

なぜ「すぐ仕事を辞めそうな人」「墓場入りが早そうな人」なんていうランキングがやばいと学校側が思わなかったか、どうしてそれを放置していたのかわけわからん。--http://d.hatena.ne.jp/Mr_Rancelot/20060617/p2

 ほら、山形県のように、生徒がマットに刺さる県もあるし。クラス運営の尊い犠牲にしたんだろう。

 行為して、あとで意味をつける。もっといい言い回しを思いついたり、恥ずかしくなったりしてさらに意味を付け直す。それを延々繰り返すフリをする分裂勘違い君は、果たして何を狙っているのか。多分自分の中で劇場を畳む理由づけに必死なんだろうな。--http://d.hatena.ne.jp/pmoky/20060528/p7

 

ちょっとずれるかもしれませんけど、イヌイットに氷を売ることができるってのが営業の理想として言われたりしますが、多分一度氷を買ったイヌイットは、二度と氷を買おうとは思わないだろうと思うんですよね。--http://d.hatena.ne.jp/banraidou/20060616/1150432241

 セールスマンがやってきて、イヌイットに氷を売った。二度と買わない、と言った。
 次のセールスマンがやってきて、イヌイットに氷を売った。優しい言葉をかけたきれいな結晶の氷だという。でも、その氷を食べても、体調は変わらなかった。 二度と買わない、と言った。
 次のセールスマンが埼玉からやってきて、イヌイットに氷を売った。氷、氷DVD、氷SS、氷SummerVacation…
 イヌイットはまだ氷を買っている。

社会的・反社会的・脱社会的の三つを分類する時に一番分かりやすいのはid:ykurihara:20041229のエントリーだと思う。--http://d.hatena.ne.jp/kimagure/20060427/1146142364

マザーテレサの語る「愛」とそこらへんにいる男女が語る恋「愛」っていうのが、同じ言葉なのがむしろ悪い。同じ言葉は同じ概念とみなしてしまうわけで、そこで混乱が生じる。

恋愛は要するに子孫を残すための本能に関わる衝動であって、アガペーのような高級な*1「愛」とは本来別に考えなきゃならないと思う。「恋愛」と「愛」が繋がることもあるけど、そうではないこともある。それが一致しなきゃならないなんてのは言葉に囚われてるだけ。--http://d.hatena.ne.jp/choumei/20060616/1150461522

で、結果私はティナのみならず綺堂さくら、月村忍、遠野秋葉(以下略)と捕食系ヒロインが大好きである。もう矯正不可。--http://d.hatena.ne.jp/Kadzuki/20050328

冷水に放置中ネットゲーム 3歳児虐待死

 渋川市の自宅で、長男の島内碧ちゃん=当時(3つ)=を虐待して死なせたとして、傷害致死罪に問われた父親の無職島内詩朗(25)と母親のみゆき(28)両被告の公判が十三日、前橋地裁(久我泰博裁判長)であった。両被告は被告人質問で、年少期に親から殴られたり、存在を否定する言葉を吐かれたりするなどの虐待を受けたと述べた。

 島内被告らは、碧ちゃんを虐待し続けたことについて、「親からは逃げ続け、児童相談所の人たちにも不信感があり、子育てを相談する相手はいなかった。途中から『しつけ』だと自分に言い聞かせていた」と述べた。互いに虐待を制止することはなかったという。

 被告人質問で、島内被告は犯行当日の二月七日夜、泣き叫ぶ碧ちゃんをふろ場の冷水の中に放置したまま、インターネットでゲームをしようとしていたことも明らかにした。

 また、検察側証人として、碧ちゃんが育った神奈川県内の福祉施設の女性指導員が出廷。「被告らの言葉は、全部薄っぺらな言い訳。碧ちゃんは施設で多くの人に囲まれ愛されて育った。一緒に過ごした子どもたちの気持ちもくんでほしい」と裁判官に涙ながらに訴えた。--http://www.chunichi.co.jp/00/gnm/20060614/lcl_____gnm_____002.shtml

さすが京アニ

http://blog.proj.jp/ituki/20060615.html
画面のコードが妥当性のあるものだったはなし

愛の名の下に

http://d.hatena.ne.jp/crowserpent/20060617

 通常、人間は誰でもとは性交渉を持たず、特定の限られた相手としか性行為を行いません。「何故そうなのか」はひとまず置くとして、この事実が、他の類人猿と異なる人間独自の性文化を作り上げてきました。性行為の相手を限定することで、性交渉は人間にとって、特別に親密な関係を意味することになったんです。

相互承認状態を作ろうとしている両者がお互いに「セックスしたい」と思っている場合はいいんです。問題は、一方が相手に「愛して欲しいのならセックスに応じろ」と「承認」を餌にして性行為をさせようとする場合なんですよ。このように性行為を強迫的に迫ることは、一種の性的搾取だと言っていいでしょう。

 どうして「セックスの是非」を判断しようとするのでしょうか? それは、かつて「セックスの是非」が「結婚」を担保にして決められていた時代の名残なんです。「愛があればセックスしてよい」は「結婚すればセックスしてよい」を変形させたものに過ぎないんですよ。

 「愛」は何物をも保障しません。「愛」とはあくまで「相互承認状態」でしかなく、それ以上でもそれ以下でもないんです。私達は「愛」に過剰な意味を付加することで、「愛」を「正当化の道具」にしてしまうんですね。

せなかがモジモジしてくる話

 権利が失われる、とかあるとかないとか、主語のない話を聞いているとあちこちモジモジしてくる。
 主語がなくていいのなら、もう、無制限の生の肯定、でいいじゃないかな。
 出産したら、無制限の保育支援、無制限の住居支援、無制限の医療支援、無制限のキャリア支援。


 口でいうのはたやすいけれど、権利の保障には資金が要るし、複数の権利が衝突することだってある。
 脳死患者の延命中止と、難病小児の移植医療が相反するものであるように。
 脳死患者に無制限の生の肯定を!難病小児に無制限の生の肯定を!デカルトデカルト