日記の断片:パニック障害

 何日か前、TVにてエコノミ症候群と、パニック障害を見た。後者は30人に一人、ノルアドレナリンの出過ぎとのこと。普通の病気はハードウエアレベル、精神的疾患はソフトウエアレベル、という認識をもっているのだが、うつ病セロトニン不足病だったり、パニック障害はアドレナリン出過ぎ病だったりするらしい。分析学的、心理学的状態から、神経医学へ*1
 それより、BGMにKANONのが使われていたのが印象に残った。

*1:書籍を、情報ととるか、紙とインクの実体と取るか、そんな議論ではある

日記の断片:ネタバレ

 自作の付帯情報をコントロールする権利は作者側に帰属し、例え売上を減らそうと、コミュニティーの活力を減らそうとも、作者は情報を制限する権利がある、という主張自体に非難するいわれはないかもしれない。でも、そんなことをいう人間も出版社も大嫌いだ。
 どこかの作家のいう、俺の本を買え。図書館で読むな。ブクオフで買うな売るな。読み終わって捨てるときに表紙を破け、という主張は、最後の一文以外頷けないこともないけど。
 なんていうか、感想を書くことは内面の自由の範疇に入ると思うので。


追記:下記の反応を頂いた。
 非難中傷を狙って、「筆が滑った」印象はあります。感想を公開することは、内面の自由の範疇からは逸脱しますね。なにか行動を起こすときにはその影響に対し何がしかの責任が発生する、というのは了解しているつもりではあります。それでもやはり、感想を書いてWeb上にアップロードする行為を、差し止める「直接の」権利は著作者には無いと思っています。勿論、感想を書いた人間には説明責任が少なくとも発生し、それが十分満たされない場合には、誹謗中傷として掲載の取下げを要求されても仕方が無いとは思いますが。

http://inagawa.ath.cx/yamagu/Info/200512info.html#info20051227-2

鍵のかかった日記帳やネットワークに接続していないマシンのテキストファイルに感想を書くことは、内面の自由の範疇に入るでしょう。しかし、それをウェブに置いて広く公開してしまうことは自由の範疇に収まらないと私は思います。ウェブに置く=広く知られることになる、ではないのがややこしいですが、ウェブに置く以上広く知られることもあり不快感を表明されることもあるというのをわかったうえで公開するべきでしょう。

日記の断片:対象年齢

 子供向けの「コーラとハンバーガー」より、大人向けの「ビールとステーキ」の方が偉い、という法はない。ただ、

               大人が好き   大人は好きじゃない


子供がすき


子供はすきじゃない


 こんなマトリックスがあるだけだ。

日記の断片:カメラ雑誌

 久しぶりにカメラ雑誌を買う。猫のカレンダー目当てなので、毎年この時期には買う。
 EOS-5Dの話題。特集記事の筆者のまわりで、レンズシステムごとメーカーを移動する人間がでてきていると。EOS-5Dは、フルサイズのCCDで画角の調整なしでレンズが使えるため、インテリアなど広角を多用するインドア系が購入し、風景などのアウトドア系が興味を示している、と。
 今後の写真界について。篠山紀信氏は、次はケイタイで撮ったやつが写真賞とるんじゃね、なんてラディカルな意見。ある種の重鎮は、こんな感じのラディカルな意見だった。

「ノン・プアコンプレックス」

ノン・プアコンプレックスを、就職活動を終えた人より。

http://d.hatena.ne.jp/anmonia/20051226/p2

わりとリンク先の反応とか見ていると驚きをもたれているのでそれがむしろ驚きだった。もうこのような状況って就職活動では定着しているから。すでに就活マニュアル本とかでは想定問答例も書いてあるしね。なんでもストレス耐性が低い「イマドキの若者」の精神的な強さをチェックするのだそうな。

んで、相手の望むような「苦労」体験を話さなきゃいけないわけだが、これが面倒で結局のところ相手が引かない程度の予定調和な「苦労」を話さなきゃいけないわけである。「こんなやつは雇えない」と思わせたらおしまいだしね(ちなみにマニュアルには「面接官に「やむをえないな」と納得してもらえるような失敗談が適当」と書いてある。もうそういうことなんです。)。

考えたことは結局のところ、「学歴」という指標への信頼が揺らいだ分、そういうものを指標にしようとしたのだろうなということ。最近良く聞かれるようになった「人間力」というのもその類ですね。それが自分の労働力という商品を相手に売るための判断基準とされるに至った以上、他のライバルとの差異をつけるため、「変わった苦労」、「オリジナルな体験」に駆り立てられる人たちが出てきても当然でしょう。

脱落した日本半導体産業

http://home.att.ne.jp/sigma/satoh/diary.html 2005年12月24日
via
http://d.hatena.ne.jp/activecute/

国内半導体メーカは世界的には高精細競争では1か2サイクル遅れているのですが、国産半導体が世界を席巻した時代を忘れられないようです。成功体験で現実が見られなくなる典型事例になっていますね。ソフトウェアの研究をしている立場からみると国内ソフトウェア業界には先がないように思いますが、それでも国内半導体業界よりはまし。半導体は1000億円単位で最新工場を作れるか否かなのですが、その資金余力がある企業は皆無。また、高精細競争は一度脱落したら二度と這い上がるチャンスはないのですが、一方のソフトウェアの方は一発逆転のチャンスがゼロではないですから。

 エルピーダとかが出来たころ、メモリ合同なんて意味が無い、製造は製造で合併し、設計は設計で、という意見を見た。半導体産業は、高付加価値製品については知的所有権が無かったこと、汎用品製品は韓国などの追い上げ、それが没落の原因だと思っていたけれど、Micronみたいな例もあるし、資本規模の差ということなのかな。

中心市街地活性化は本当に可能か?

http://world-reader.ne.jp/renasci/next/hosono-020515.html

多くの中心市街地を停滞させてしまった理由の一つには,中心市街地の存在理由の源泉である,魅力ある新しいものを生み出すルートを中心市街地自らが断ち切ってしまったことにある。既存の文化・経済的集積により人が集まっていることに慢心し停滞したことから,時代の変化,新しい動きに対して徐々に距離をとってしまった結果,徐々に中心市街地は新しいもの流入の場ではなく,流出の場になった。本来であれば,地域の中心市街地に集まっていたはずの,新しい魅力を生み出す人,モノ,資本は,より力の発揮しやすい他の中心市街地や,何もないが故に規制も少ない郊外へと流れて行ってしまった。「中心市街地イコール人と機能の集中集積する空間」と定義すれば、大半の既存中心市街地はすでに中心市街地の資格を失いつつあるといえる。

サンタ少女と、おーばーにーそっくすのメモ。

http://d.hatena.ne.jp/kiwofusi/20051226/ofuroni_hairouyo
via
http://blog.goo.ne.jp/kamimagi

  • サンタさんは少女。
  • プレゼントを送る相手も少女。
  • サンタ少女さん、少女の部屋に忍び込む。
  • 枕もとのおーばーにーそっくすにメモ書きが。
    • 「きもちいいこと」

続きはリンク先にて。

SFチックなヒロインたち。

http://d.hatena.ne.jp/natu3kan/20051227

183 :名無したちの午後 :2005/08/16(火) 14:26:45 id:Zf5/w7ul

一つパターンがないな、と思ったのでヒロインD。

 

ドロップシップを使ったり母船を使ったりするなんて非効率です。

ワイヤー垂らしてエレベーター建造してしまいましょう。どうせ長く使うものですから、せせこましくやってはいけません。

私たちは資源が手に入る、あなた方は我々の優れた文明が手に入る。両者これでハッピー。

さあ、この条約にサインするのです。

 

ああもうヒロインAを遙かに上回る横暴型覇権主義

 

 

184 :名無したちの午後 :2005/08/16(火) 16:04:28 id:PlXL6hvy

ライアー辺りなら作って、くれないかなぁ。

 

 

ヒロインE

使い捨て小型ポッドで単身降下、いろんな諸々は現地調達。

そーなんです。わざわざ持ってくるから非効率なのです。

行った先にあるもので作ってしまうのです。

だから、降りた星の文明レベルが低いと苦労しちゃうのです。

 オチもの万歳。
 こういうヒロインが、学園生で一人暮らしで鈍感で目が前髪で隠れている主人公の前に落ちてくるんだ。

軽視される(エロ)漫画家の命

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50289224.html

漫画家訃報リストに載っている訃報は100件あまり。うち享年が明らかになっている例は85件。確たる数値を出すにはちょっと少ないが、それでも統計的な大まかな傾向はこれでも掴める。平均57.6才、標準偏差19.7。なんと半数以上は還暦を迎える事ができない。日本人の平均寿命より20年も短いというのは尋常ではない。20代が9人、30代が11人、40代が10人というのは、冗談抜きで漫画家残酷物語だ。

http://blog.livedoor.jp/urashima_area41/archives/50378839.html

私がこの世界に入る前のかがみあきら氏を筆頭に、以後もKEN川崎、はらさける、アップルトン、よしだけい九連宝燈ジャッキー亀山千葉毅郎うらべ・すう(一烈条二)、たちばなとしひろ、西崎まりの、小菅勇太郎…そして今回の刹奈さん、である。ざっと取り上げただけでもこれだけの漫画家たちが世を去っている。