(空)対空ミサイル

露のトムキャットスキーの話題が出た。


だいたい、昭和の頃はこの二種類に大別された。

  • 短距離 赤外線誘導 (空)対空ミサイル
  • 中距離 レーダー誘導 (空)対空ミサイル

例外としてアメリカではフェニックスという長距離空対空ミサイルが存在した。長距離空対空ミサイルを発射するには長距離から敵を探知する必要がある。
レーダーの最大探知距離は(他の条件が一定なら)送信電力の四乗根に比例するので倍の探知距離を実現するには16倍の送信電力が必要になる。

このへんのことは全然知らないけど、
『大型戦闘機に大型レーダーを乗っけて、大型長射程ミサイルで敵の大型爆撃機巡航ミサイルを撃墜するアウトレンジ戦法』は米海軍だとトム猫以降は実戦配備少なめで、
AWACSとか衛星とかドローンとか、なんかそういうのに探知させてF/A-18とかステルス機のF-35を進撃。自分ではレーダーは派手に送信しないでデータリンクで敵の大型爆撃機巡航ミサイルを撃墜…できるとイイナ』戦法に変わってる印象。

 MiG-31は格闘戦こそ苦手(最大荷重5G)ですが、大出力エンジンと、それに依拠した最高速度マッハ2.8という現役最速の速度性能、さらには最大探知距離400kmを誇る早期警戒機並みの「ザスロンAM」フェイズドアレイレーダーを搭載しているため、手強い存在になることは間違いないでしょう。

 ちなみに、このレーダーは複数標的同時ロックオン能力に優れるため、MiG-31はR-33S(推定射程150~200km)もしくはR-37M(推定射程200~300km)といった長射程空対空ミサイルを最大4発搭載して、同時に複数の目標を攻撃することも可能な性能を持っています。

https://trafficnews.jp/post/133359

米軍の対レーダーミサイル、AGM-88の射程は(最新型で)150kmくらい。AMRAAMも100km前後なんで、高空で正面から立ち向かうにはF-16でも不利。


EUではミーティアを開発中で、

これはSu-27に搭載するラムジェットエンジン搭載の長射程空対空ミサイルR-77-PDに対抗

なんだそうだ。