警備員に掛ける予算

日本の法律上、警備員というかガードマンというか、そういう職は機銃も対戦車ミサイルも持たせることはできないし、戦車を配備することもできない。
また、そういう人も命は大事なので玄関に武装集団が一個大隊戦車20両装甲兵員輸送車40両で現れたら直ちに降伏してポケットの鍵を全部渡すだろう。

じゃあ、警備員は無意味かっていうとそんなことはなく、徒手空拳の格闘技(ラグビーアメフトボディービルド含む)未経験者なら窃盗や暴行を阻止しようとするだろう(必ず成功するとは言ってない)。


軍隊にしても、日本が正規空母200隻で包囲されたら白旗を上げるしかないが、じゃあ、スワンボートに乗った兵士2名が自動小銃を抱えて上陸したら白旗上げて警察も自衛隊武装解除するのか?じゃあ、20名なら?200名なら??


多国間の連携や同盟を抜きにすると、冷戦終了直後からロシアのクリミア侵攻までの西側はGDP2%程度を軍事費に回し、そこまでは担保、それ以上は非担保的な運用と思われる。イスラエルのように負けたら国民が地中海に叩き出されるような国では5.6%と凄い割合に。