今日の幸福追求権

バスは後半、ペア座席が通路の左右に並んでいる。
入り口から見回すと、「空いている」ペア座席はなさそうだ。
ディスタンスを確保しようと、空いた席に荷物を置いたり、通路側に座ったり、中央部分に座ったり。
こういう時、最後部の5人掛けベンチシートには座れることが多い。
一人が窓側、もう一人も窓側、そして三人目は窓側座席の乗客より、やや中央よりに座ることで「ディスタンス」を確保できる。ほんで、四人目が窓側座席乗客とディスタンスを確保し、つまり5人座席を4人で使うことでディスタンスと着座人数を両立させているのだ!


と、最後部を見たら一人は窓際、もう一人は中央座席に座っている。あとから来る客にプレッシャーを与え最大限のディスタンスを確保しようとしている。市民の幸福追求権に日本国憲法第13条の素晴らしさを再認識できた。