百億の差別と千億の区別

ぶっちゃけると、10の差別を解消するための反差別行動に、2の差別*1が出現しても許容するのが米国式で、出現した2の差別の解消には、さらなる反差別行動を実施すればいい、というのが米国式だという。


10の差別を看過することになっても、2の差別が新規に出現することは許されない、っていうのが日本式。



女性専用車両が差別かどうかっていう話が話題になっていて、「(原理的には差別かもしれないけど)実用的には差別でない」「(ゼミの教室ならともかく)一般的に差別として俎上に載せるには弊害が大きい」って立場で、
女性専用車両への転換で、新たなる差別が生じたなら(仮定)、それを解消するための施策で対応すべき」でいいじゃんと思ってる。いや、女性専用車両への転換で解消が必要な(受忍限度を超える)新たなる差別が発生した雰囲気はないんだけど。

*1:逆差別という言い方もある