俺の考えた"コンパクトシティ"

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職場・住居・商店が近接し、自動車を用いず移動可能な都市を目標として"コンパクトシティ"という言葉が用いられているので、「散在した商店街とロードサイド店より、イオンの方がコンパクト」と言われても、ちょっと困る。もちろん、「自治体の考えた"コンパクトシティ"なんて、絵に描いた餅だ」「自動車に乗れない人のために郊外出店を抑制するのは規制緩和思考に反する。補助金を出して移動販売でもすべき」「留保のない生の肯定を」っていうのは一理あるのだが。

コンパクトシティ

コンパクトシティ(英: Compact City)とは、都市的土地利用の郊外への拡大を抑制すると同時に中心市街地の活性化が図られた、生活に必要な諸機能が近接した効率的で持続可能な都市、もしくはそれを目指した都市政策のことである[1]。

類似した概念としては、アメリカにおける「ニューアーバニズム」や、イギリスにおける「アーバンビレッジ」などがある。

ニューアーバニズム

伝統回帰的な都市計画といわれ、鉄道駅を中心に、商業施設や住宅地がその周りを囲んでいる、といった都市モデルが想定されている。過度な自動車依存を解消するための、鉄道やバスなど公共交通を基本とした都市構造である。ポートランドなどで、鉄道駅を中心にパークアンドライドなどの計画が進められている。

ニューアーバニズム主義者は、土地利用に関する全ての側面を改善することを目的とし、地域レベルから地区レベルまでの都市計画や都市設計に影響を与えている。開発、再開発や再生などの事業を通し、人間規模の職住近接型まちづくりを目指している。交通は自転車や公共交通を車より優先させている。

アーバンビレッジ

アーバンビレッジ(urban village)とは、1992年にイギリスで示された方策で、さまざまな階層の人々と、さまざまな用途の施主が混在する接続可能なコミュニティ形成を目指す動きのこと。住民参加が前提となり、公共交通を率先して利用する職住近接の生活を想定した都市構造を目標とする。