コンパクトシティー関連

http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20090623/1245761496
地方都市をコンパクトにするために都内の渋滞が引き合いに出されている件。


細かいこと(個人の自明な人権)を無視できるなら、都市の周辺に城壁を建て、域内の車両流入には課税し、自転車と二輪車は優遇、と。城壁の周囲には環状道路をつくって、広域交通のインターチェンジ機能はそこでなんとか。で、そのままだと、城壁都市の直近の放射状鉄道路線の駅ソバに、持ち家を持って、環状道路脇のファミレスやイオンに買い物が最強、となってしまうので、都市計画で大型商店は禁止、と。

で、いきなりこういう施策を打ち出すと、城壁内外の土地の価値が激変したり、城壁内の土地(や建物)の権利が高騰したり、城壁内自動車保有権が高騰し、不公平感は強いかな、とか思う。


あと、地方都市中心部の空洞化を食い止めるために車両運行を制限する話と、東京のようなプライメイトシティー*1での諸問題(環境・渋滞など)を解決するために車両運行を制限する話は、微妙に違う気がする。プライメイトシティーであれば、都市の魅力と進んだインフラによって公共交通機関(と、徒歩・自転車)への移行が進むかもしれないが、地方都市であれば、都市(と近郊)ごと地盤沈下しかねない気も。