おサルの過誤やだ。ホイサッサ。

科学の世界では、測定に関する二種類の過誤が言及されることがある。
偽陽性偽陰性で、無いものを「ある」と検出する偽陽性とあるものを「無い」と検出する偽陰性だ。感度を上げると前者が増え、特異度を上げようとすると感度が犠牲となることが多い(感度 =真陽性の数/真陽性+偽陰性、特異度 =真陰性の数/偽陽性+真陰性)。科学以外だと、「法曹は無謬」「偽陽性偽陰性を出すのは甘え。100%の結果を出すべき」なので、こういう議論は少なそうな印象がある。


さて、8月15日も近づき、軍備の話がTLでも多くなっているが、軍備の過誤を二種類考えると

  • 不要な海外侵攻を行う過誤
  • 海外からの進攻に軍備が不足する過誤

こんな感じかな。


前者は、つまるところ、「政府は信用できないので暴力装置を委任したくない」って意見が根底にあるので、面倒なので国を半分に割って独立し、信用できる政府をつくったらいいんじゃないかな。「やっぱり信用できない。もう半分に割る」「さらに半分」… 20人ほどになっても、榛名山のキャンプで「お前信用できない。総括する」ってなったりして。