BSL−4は離島に

http://homepage2.nifty.com/bio-anzenken/lifescience-pt.htm

このような立地条件の設定は、もっぱら研究者の研究の利便性の立場からなされており、周辺住民の生命の安全と安心が全く考慮されていない。少なくとも前掲のWHOの指針の規定する立地条件を考慮すべきである。立地に適した具体的な場所としては、孤島、人工島等が考えられる。(この場合、職員の通勤手段(職員運搬専用の船舶やヘリコプター等)を保証することが必要であることは言うまでもない。)このような好立地条件の場所を選定する研究を行う必要がある。 

これはこれで、スジの通った意見ではある。「充分」な通勤手段と、「充分」な手当があれば、稼働可能とは思う。ただ、実際に運用が始まると、小笠原諸島西之島あたりに研究所を建てると仮定して、


通勤手段:週に一回の定期船(父島まで) ヘリ:呼べば来る(こともある)。急病用とお偉い様用。個人で依頼するときには補助(100円くらい。残りの数十万円は自己負担)
離島手当:130円(一ヶ月につき。物価が安いため、給与調整され、都市部の職員より給料は安い)。


というオチになり、だれも応募せず、「なぜ科学者は治療薬開発に本腰を入れないのか」とハフィントン・ポストで嘆かれるほうにカシオミニを賭ける。