analytic sensitivityと、diagnostic sensitivity

英語が読めないので空想で書く。


analytic sensitivityっていうのは新しい検査法の感度特異度を測定するときに計測される統計値で、他の方法(PCRとか)で診断が確定したサンプルを例えば100本新しい手法で検査、陽性率が何%かっていうのを測るものと予想する。PCRを使えば、感度特異度とも100%近いであろう。(ラボ操作にミスがなければ)


diagnostic sensitivityっていうのは、実際に臨床診断で用いたときに計測される統計値で、何百件とか検査した検査結果「PCR陽性、PCR陰性」と、臨床経過上「コロナ確定、コロナ非確定(否定)」のアレだろう。この場合、ラボ操作にミスがなくても、アレなので…

  • 偽陰性
    • 手技の問題
      • ウイルスが粘膜に存在していたとしても、それを充分量採取できなかった
      • 輸送の際に分解
    • ウイルス分布の時間的不均一
      • 発症前は検出されない
    • ウイルス分布の空間的不均一
      • 鼻腔粘膜に分布せず、気管に分布している場合など
  • 偽陽性
    • ウイルスの破片が付着していただけ