尺の身体性

http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama/20130906/1378426051


 身体尺って言葉があり、インチ(約2.54mm 親指の爪の幅より)とかフィート(約30.48cm 足の長さより 12 インチ)とか尺(約30.3cm 元来は手を広げたときの親指から中指の長さ)とか寸(約3cm。元来は親指の幅。尺の1/10)がそう。このくらいの尺度だと、日常的なものを一桁で表現できる。(現代日本でいう)背の高い男性なら、「6尺はある大男だった」になる。このくらいの大きさのほうが、「単位」を学ぶのには便利かもしれない。SI単位系だと、「日常的な計測結果が、一桁に納まるかどうか」なんて気にしないしな。1m25cm6mm っていう表記がしっくりくる人と、1256mmって表記が好きな人と、1.256 mって表記がいい人と。あ、2^nが好きなひともいるか。
 もっとも、最近の小学生は、「えー、ここ、2M bpsしか速度出ないんだ。10Mbyteのファイル落とすのに何秒かかるのかなあ」とか言ってるかも。