MFi:「過給」

 ターボ特集を何回もやり、構造図解も、そろそろネタが尽きたのか、今回は各社ターボエンジンの試乗インプレ。
 フォレスターのターボは「20世紀クオリティ」と酷評されてたな。
 えーと、レシプロエンジンは「高負荷時」のエネルギー効率がよい、と。で、過給により低回転でも高負荷を掛けられる。だから、同じ4気筒2000ccより4気筒1500ccターボの方が燃費がよくなる。CVTは、それ自体伝達効率が悪い、仮に10%ロスがあるが、エンジンの効率のよい部分を使って運行し15%効率アップできれば、差し引き5%の燃費向上が見込める。ところが、ターボにCVTを組み合わせても、すでにエンジンは効率よいところで動いているのでエンジン自体の燃費向上は得られず、CVTによる加速ラグと伝達ロスのみ表面化する、と。そんな雰囲気の話だった。
 V8をV6に、V6をL4にすればシリンダーが減り摩擦が減る、というだけでなく、そういうところでも燃費改善を見越しているのね。