http://www.yorozubp.com/2011/2010/01/post-141.html
10年以上も前の話だが、『日本がアジアに敗れる日』(文藝春秋社)を書いた。その中で「技術の馬跳び現象」というキーワードをつくった。携帯電話やインターネットなどの新分野はまさに先進国・途上国の違いがないことを証明した。この10年、既存の産業分野を持つ先進国が途上国に追い抜かれる現象も多く見てきた。ここ数年、世界の自動車産業の動きを見ていて再び「馬跳び」を思い出している。
"「フランス病」と馬跳び現象"
フランスは、20年以上前に「ミニテル」という、日本でいえば「キャプテンシステム」のようなテキストによるサービスの仕組みを国家事業として普及させた。それがなまじ成功して普及してしまったので、初期のプリミティブなインターネットのほうがむしろ遅れて見え、ネットなんて必要ないよー、とみんな思っており、ネットへの移行が遅れてしまった。
http://blogos.com/article/25360/
そういうアメリカは、なまじ90年代にすでにアナログが田舎の隅々まで普及して、端末が膨大な数出まわっていたために、デジタルへの移行がなかなかできず、2000年代初頭の「デジタル携帯革命」の波に乗り遅れていたのだった。それで、2Gガラケーでのサービス開発が遅れていたために、そこは一気に飛ばして3Gスマホにジャンプすることができた。
http://blogos.com/article/25360/
CVTもなんとなく…