中央集権のような何か

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hot/20110524_447848.html

PC普及率が60%で天井に突き当たる問題?

 もちろん、PCが不要なものであれば、それはそれでいい。しかし、他の先進国との普及率の差が40%近い状況を放置して、本当に大丈夫なのだろうか。教育や産業に与える影響を考えると、不安を感じざるをえないのが正直なところだ。

 今回取り上げたスミス上席副社長のプレゼンテーションは、日本をテーマにしたものでも、日本人を相手にしたものでもない。基本的なメッセージは、今後も新興国を中心にPC市場の拡大は続くから、Intelの業績に不安はない、というものである。それだけに、ここで取り上げられた日本の姿、Intelの目に映る素の日本の姿に、余計に不安を抱くのである。「1世代前のプロセッサさえ碌に買えない日本の読者に、次世代プロセッサの話など、どうやって説明すれば良いのか」などと嘆く日が、万が一にも来て欲しくないと思っている。


昔、事務には事務員が必要であり、多数の中小企業に多数の正規雇用の事務員がいたらしいが、OA化によって一部の担当者と、入力するパートに置き換えられ、そして現代の大手チェーンでは、中央の本部が一括管理し、中小企業が退場しつつあるような気が、する。
Webサイト関係でも、ホームページを作っていた頃に比べると、サービス側でアプリケーションを動かし、ユーザー側では写真の撮影、「イイね!」ボタンの押下で完了し、PCを操作する必要性はどんどん減っているような気がする。
もちろん、「で、誰がサービスを作るの?」という問題でもあるけど。