"結局、街はローカルが勝ち!"

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20110601
グローバルなチェーンストアに無い価値を持った「ローカル」な店の存続には人口密度が必要、といった話。
趣旨は分かるが、「ローカル」という言葉の使われ方にちょっと引っかかる。
平成の大合併以前の市には、一つくらい地元資本の百貨店があったものだけど、そういうローカルは壊滅した。
また、市には一つくらい老舗の書店があり、大戦前から営業していて、売れ線の雑誌や書籍だけでなく、岩波文庫学術書、大型本や地元史なんかを並べていたものだ。壊滅しつつあるが。


単にローカルな店舗が勝ち、というのではなくて、非グローバルであり、かつ、オリジナルな、independentな店舗を持ちうる街が勝ち、ということで、これがあてはまるのは東京(+横浜)、大阪(+神戸)、京都、札幌、福岡あたりまでになるのかな。金沢はちょっと厳しいような話を見た。