いつもの話

日産の戦略は大手自動車メーカーの断末魔の叫びのような気がする。トヨタみたいに余力の有るところはハイブリッド車でお茶を濁してガソリンエンジン技術の延命を図ろうとしているが、結局日産や三菱のように余力の無いところがメーカーにとっては禁断の果実である電気自動車の普及拡大に舵を切る。そして、大手自動車メーカーは単なる薄利多売の組み立て販売メーカーになっていく。

http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10318343399.html

 既に、大手自動車メーカーは、エンジンとプラットフォームだけを内製し、トランスミッションはどこどこ、燃料供給装置はどこどこ、タイヤはどこどこ、ホイルはどこどこ、を組み立て販売するメーカーになっている、と言えなくもないかも。デザインは外注する場合も(稀に)あるし。それを、「単に」と言うかどうかw

 内燃機関がモーターに置き換われば、エンジン設計のノウハウがないメーカーが自動車業界に参入しやすくなる…ってのは、エンジン部分のみを考えればそうだけど、では、世の中に内燃機関を設計・制作しているメーカーは沢山あるのに、何故現状でも、既存の自動車メーカー以外が積極的に参入してこないのか…って話になるのでは?

http://www.flatearth.jp/mgf/archives/2009/08/12-115152.php