充分に資源のある場合は、多数回の試行が強い

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/kwatch/20080708/1215531146
という話かな。

家電製品をコネクトする筈のFirewireは、ごらんの有様で、ちょっとマウスやキーボードを繋ぐ筈だったUSBは、いまや簡便なメモリ装置の代名詞。大容量外部記憶装置との接続は、これまた外道のSATAだったり。Fiber Channelとか、あまり名前を聴かなくなった(大規模なクラスタシステムのSANで使われていたりするようだけど、これをもっておもちゃの勝利を否定すると、ググルググルと呪文が聞こえてくるだろう)。光学式円盤も、書き換え型光円盤はDVD-RAMになる筈が、結局DVD-Rなんかが見切り発車したり。
 信頼性を求めるために、厳密な仕様を策定すると、面倒で誰も使わなくなり、発展性もなくなり、そのまま衰退。一方、可塑性に富む規格は、大勢が参画し、価格が低下、速度も向上し、ソフトウエアやCPUで規格の低さをカバーしたりと。