ハラスであれ、イクラであれ。

 ルイベもいいよね。


 さて、人間には、平穏の内に暮らす権利がある。ちょっと筋の悪い表現かな。日本人は、そこそこ平穏で暮らせるように、個人個人に権利を設定し、国家にそれを保護する義務と能力を設定している。その水準は時代時代で異なるし、また、個人が「自由に生きる権利」も設定されていて、「平穏に暮らす権利」との衝突が問題になる。
 やらない善よりヤル偽善、じゃなくて、「存在する権利」「他人から不愉快な行為を受けない権利」のようなものが基本的に優先され、「他人に働きかける権利」「他人に何かをさせる権利」みたいなものは優先順位が低く考えられている。もちろん、公共の福祉は全てに優先されるけど、それは裁判所の許可など無しでは実行されないことが多い。


 で、個人には、自分を装い、自己を規定する「権利」があると考えている。別名でいえば、プライバシー、というもの。事実であっても、事実でなくても、プライベートな情報はその開示は個人の統制下にあるべきだし、不当に開示された場合、その差し止めを要求する権利があると思っている。思ってない人も多そうだけど。


 そんな話。