社会を通じた自己実現

社会に自己を(部分的に)委譲し、社会を通じた幸福を期待するという理路がある。
卑近なところでいうと、交通ルールを守ったり、通勤電車でキチンと行列することで、他人にも交通ルールや行列の遵守を期待し、結果的に、平穏な運転、平穏な通勤を期待するってものだ。
言ってみれば、社会に「徳を積み上げる」式の発想である。


そういう派と、「社会は個人に寛容であるべき」派は、当然仲が悪いよな。
「よく車列に横入りできるな」「犬のように待機するクルマはトロいからな」
「よく行列を無視できるな」「奴ら、行列が好きなんだ」



http://www.webchikuma.jp/articles/-/641