抑圧とメタ抑圧、差別とメカ差別、ゴジラとメカゴジラ

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自由は認められるとイイナと思うし、抑圧は少ないとイイナ、と思うけど、国家レベルでは、公共の名の下に他人の権利を侵害する自由は制限されるし、抑圧行為は抑圧を受ける。当たり前の話だけど、そのへんを意図的に混同する人多め。


多くの先進国では、個人が武装する権利(自由)を放棄し、抑圧され、それでもって国家に治安維持を委託、割合平穏な社会生活を送っている。民族は、国家や、メタ国家に「他の民族を抑圧する権利」を委託、制限された運用にするなら、もうすこし民族主義と排外主義との調整が取れるような気もする。


ただまあ、高邁な理想とは対照的に、「民族は抑圧されないべき。なので、抑圧されない資金をとりあえず御前が払え。領収書は、御前らが上司だか納税者にかけあって払ってもらえ」みたいな運用になりそうだな、とは思う。