"日本のゲーム業界は、なぜ世界のリーダーでなくなったのか"

では、何が問題なのか。和田氏は、「ゲームを作る能力の成長速度が欧米に追い抜かれた」と話す。

http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20381765,00.htm

 しかし現在ではMicrosoftが家庭用ゲーム機に参入し、欧米のソフト会社も増えてきた。さらにIntelのような半導体企業やValveの「Half-Life」のようなMOD(ゲームソフトの拡張ソフト)のコミュニティが欧米で活発化し、業界をつなぐハブの役割を果たすようになってきた。

 「日本もゲームコミュニティが活発だったときに、テレビや映画などほかの産業と協業したり、学校教育との連携をしたり、海外へコミュニティを拡大したりする努力をすればよかった。そこを怠ったせいで、日本のハブ機能が劣化した。ここが日本のゲーム業界が世界のリーダーでなくなった根本的な原因だ」(和田氏)

 アーケードチェーンを持ち、一定の顧客を期待できた、業務用大手ゲーム会社のシステムが崩壊したこと。
 (ドット絵など、ゲームに特化した)家内制手工業のような制作形式から、もっと普遍的な様式に変化したこと。
 なんかを思い出す。


 昔、どこかの雑誌のコラムで、「日本だと、臨場感を出すために、ドット絵を緻密に書く。欧米だと、シェーディングやエフェクトを工夫する」「イマは、プロセッサの能力の限界があるので、日本型の方が有利だが、今後は(ry」みたいな話を読んだこともあったっけ。