「フリーダム(freedom)」と「リバティ(liberty)」

「フリーダム(freedom)」と「リバティ(liberty)」は、ともに自由と訳される。現在、この二つの語はほぼ同じ意味で用いられるが、その意味合いは微妙に異なっている。フリーは古英語のfrēoに由来し、束縛や拘束がなく義務を免除された状態、すなわち自由の消極的側面 (しなくてよい)が強調される。一方リバティはラテン語のlibertasが語源であり、選択や行動・発言の権利が保障された状態、つまり積極的側面(してよろしい)に比重が置かれる。

自由 - Wikipedia

http://d.hatena.ne.jp/accelerator/20071119/p1

 無政府状態ソマリア、警察権力の及ばないヨハネスブルグなんかがフリーダム、合衆国(が目指す、自称する)ところがリバティー、という解釈でいいのかな。権力には抑圧がつきもの、というところから敷衍して、目指すところはフリーダムっぽい人を散見するのだけど、フリーダムな国は、国民みなフリーダム、というわけでもなく、いくつかの武装組織や軍閥みたいなのがフリーダムに行動し、抑圧を受ける場合が多そう。