歩戦分離

 創作モノだと、戦車が強そうに一匹だけガラガラと登場し、主人公が危険も顧みず、同軸機銃の弾丸を掻い潜り、後部の弱点に爆弾を仕掛けて退治したりする。いや、パンチ一発かな。


 ただ、実際は

通常、戦車は戦場では随伴歩兵を伴って運用される。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%87%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88

これは戦車の構造上の問題から対戦車攻撃に脆弱なためである。すなわち戦車は視界が狭く、機動や俯角に制限があり、さらには同時に対処できる目標が限られるため随伴歩兵の索敵・制圧力を必要とする。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%87%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88

 こんな感じ。


 違う兵科は、補完しあって運用されるべきもので、戦車だけでは敵の対戦車攻撃に脆弱で、歩兵だけでは攻撃力、防御力に欠ける。そこで、防御側は歩戦分離を図ってくるわけだ。